異物検体種別 | 内容 |
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カビ・細菌 | 鏡検検査により糸状菌(カビや酵母)の有無やグラム染色による菌の観察を行い、場合により培養にて発育を確認します。 菌が検出された際には、菌の同定を行います。 |
昆虫・生物 | 昆虫や寄生虫の他に、爬虫類や両生類も検査可能です。 |
植物 | 植物片かどうかの同定検査です。 植物組織の顕微鏡観察と呈色試験(セルロース反応・リグニン反応)を中心とした検査を実施します。 植物の種類は特定できません。 |
毛髪 | 獣毛や人毛などの判別を行います。 スンプ法によるキューティクルの形状確認や顕微鏡での髄質確認を行います。 体のどの部分の毛かであるかは特定できません。 |
食痕・糞 | 食痕の観察と付着毛の分析を行います。 付着毛採取のため、パッケージなどの全てをお送り下さい。 |
血痕 | ルミノール反応もしくはベンチジン反応を確認します。 ほ乳類に限られ、人と獣の区別、昆虫の体液の検査はできません。 |
骨片・石・ガラス | 骨片・貝殻・石・ガラス等の検査です。 原則として生物の種類や骨の部位、および石やガラスの種類の特定はできません。 外観観察、発泡試験(カルシウム検査)、機器分析等の試験方法を必要に応じて行います。 |
樹脂 | 機器分析を行ない素材の定性をします。 |
金属 | 機器分析を行ない素材の定性をします。 |
その他 | 黒色異物や原料由来の有機物。製品等の変色原因。 各種試験・機器分析を必要に応じて行います。 |
比較品検査 | 比較試験は当該検査品と同等の検査範囲で実施します。 主に樹脂、金属の比較です。 原則として昆虫などの比較試験は行っておりません。 |
カタラーゼ 追加検査 |
生体内のカタラーゼ酵素を確認する試験で、対象は昆虫、その他節足動物、獣毛、毛髪等です。腐敗したものは検査不能です。 気温の高い時期に輸送する場合は、クール便をご利用下さい。 毛根のない毛髪や獣毛ではカタラーゼ試験は行えません。 |
報告書再発行 | 誤字脱字等に由来する手直しには料金はかかりません。 再発行時には先に提出した報告書のご返却をお願いしております。 |
カビ判別検査 | 鏡検検査により糸状菌(カビや酵母)の有無を観察し、場合により培養を行って発育を確認して、カビであるか否かをご報告します。 |
カビ判別検査 (同定あり) |
カビ判別検査にて、カビが検出された場合に、菌の同定を行います。 |
当社は、顧客第一の経営方針のもと、さらなる高品質なサービスの提供と顧客満足度の向上を目的に、品質マネジメントシステムの国際規格「ISO9001(2008年度版)」の認証を取得しています。 JAB ISO