ノロウイルス

菌の性状

カリシウイルス科(Caliciviridae)に属するウイルスで、感染性胃腸炎や食中毒の原因となります。特に冬季に流行し、主に感染者の糞便や嘔吐物からヒトの手を介して感染し、共同生活施設などヒト同士の接触する機会が多いところでは、ヒトからヒトへ飛沫感染等直接感染する場合もあります。
乾燥に強く、エタノールや逆性石鹸はあまり効果がありません。

分布

二枚貝、ヒトの糞便・嘔吐物

原因食品

二枚貝、ヒトを介してノロウイルスが付着した食品

中毒症状

嘔吐、下痢(激しい水溶便)、腹痛、発熱(38℃以下)

予防のポイント

 加熱が必要な食品は中心部までしっかり加熱(85℃で1分以上)し、食品取扱者や調理器具からの二次汚染を防止することが重要です。
 食品取扱者は調理を行う前、トイレに行った後の手洗いを徹底して下さい。
 調理器具等は洗剤などを使用し十分に洗浄した後、次亜塩素酸ナトリウム(塩素濃度200ppm)で浸すように拭くことでウイルスを失活化できます。まな板、包丁、へら、食器、ふきん、タオル等は熱湯(85℃で1分以上)での加熱も有効です。