生菌数試験(細菌、真菌)、特定微生物試験(大腸菌、サルモネラ、緑膿菌及び黄色ブドウ球菌など)を実施します。
被験物質によって、メンブランフィルター法、カンテン平板混釈法、カンテン平面表面塗抹法、液体培地段階希釈法(最確数法)※ のうち最適な方法を選択します。
日本薬局方に記載のある方法に準じて試験を実施しています。
USP EPに準じた試験の実施をご希望の場合は、ご相談ください。
※ 細菌のみに用いる試験法です。
1.試料溶液の調整
2.生菌数試験
細菌:
ソイビーン・カゼイン・ダイジェスト培地へ試料溶液を接種します。
真菌:
サブロー・ブドウ糖カンテン培地、ポテトデキストロースカンテン培地又はGPカンテン培地、などのいずれかへ試料溶液を接種します。
3.特定微生物試験
大腸菌、サルモネラ、緑膿菌、黄色ブドウ球菌など、それぞれの測定培地へ;試料溶液を接種します。
4.菌の培養
菌それぞれに設定されている培養温度、培養時間で、培養を行います。
5.判定
バリデーション試験では、あらかじめサンプルに菌を添加し、陽性対照と同様の発育がみられる場合、微生物発育阻止活性がないものと判断し、試験結果は妥当と判断します。
逆に、同様の発育がみられない場合は、発育阻止活性があるものと判断し、試験結果は妥当とは判断できません。そのため、条件を替えて試験を実施します。
試料に抗菌性物質が含まれる場合に、これを除去して試験するのに優れた方法
試験を実施する際は、使用する菌や、菌と薬剤を接触させる時間等、詳細をお打合せし、お客様のご要望にあった「試験計画書」を作成させていただきます。
当社は、顧客第一の経営方針のもと、さらなる高品質なサービスの提供と顧客満足度の向上を目的に、品質マネジメントシステムの国際規格「ISO9001(2008年度版)」の認証を取得しています。 JAB ISO